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2021新作 芸術性豊かな精密時計、A.ランゲ&ゾーネ「カバレット・トゥールビヨン “ハンドヴェルクスクンスト”」


カバレット・トゥールビヨン “ハンドヴェルクスクンスト”は、どこから見ても、贅沢な時計です。最高水準の時計製造技法と難易度の高い伝統工芸技術が融合する長方形のムーブメントに、半透明エナメル加工や多数のダイヤモンド模様のハンドエングレービングといった現在では希少になった工芸技術で仕上げられたダイヤルが取り付けられています。30本のみ製作されるこの時計は、A.ランゲ&ゾーネが2008年に発表したトゥールビヨン・ストップセコンド機構を搭載した世界初の腕時計の特別限定エディションです。

 カバレット・トゥールビヨンは、高級時計産業の歴史に残る時計です。2008年、A.ランゲ&ゾーネは回転するキャリッジ内にあるテンプを一時的に停止させ、リューズを押し戻すと瞬時に始動させる機構の開発に成功し、それを搭載した時計を発表しました。それがカバレット・トゥールビヨンです。この時計のベースとなったのは、ランゲ唯一の角形モデルとして発表されて以来、豪華さと独自のムーブメント哲学を象徴するカバレットです。そして今、さらに芸術性を追求したカバレット・トゥールビヨン “ハンドヴェルクスクンスト”が30本限定で登場します。このモデルは、10年前の2011年に1作目が発表されたハンドヴェルクスクンスト・シリーズの7作目です。ダイヤルとムーブメントには、高度な職人技が要求される芸術的な仕上げ装飾が施され、中でもダイヤモンド模様のエングレービングがこの時計に個性を添えています。



伝統的な工芸技術を駆使
 カバレット・トゥールビヨン “ハンドヴェルクスクンスト”の三部構成のホワイトゴールド製ダイヤルは、A.ランゲ&ゾーネの工房で製作されます。オーデマピゲ グリントランゲ独自のアウトサイズデイトが配された中央部分に見えるダイヤモンド模様は、エングレーバーが手で彫ったものです。ダイヤモンド模様は規則的なパターンであるがために、ほんの小さなずれでも目立ってしまいます。それだけに、職人には非常に高度なエングレービング技能が求められます。このエングレービング模様は、先端がダイヤルの中心に向けられた6個の菱形の時インデックスからヒントを得たものです。ローマ数字のIII、IX、XIIと時インデックスを配したダイヤル表面を背景に、ダイヤモンド模様のエングレービングがまるで額装した芸術作品のように際立ちます。ダイヤルの二つの部分を視覚的に分けている細いラインには、トランブラージュ仕上げが施されています。針の付け根と日付表示窓の外周の装飾模様も、このエングレービング法によるものです。



ダイヤル表面の半透明のエナメル層がエングレービングに深みを与え、メタリックグレーのさまざまな色合いを表現しています。こうして、立体感のある独創的なダイヤルができあがりました。

 単体で製作してダイヤルに組み込んだスモールセコンドのサブダイヤルとA.ランゲ&ゾーネの伝統要素であるパワーリザーブ表示AUF/AB(UP/DOWN)は、ロディウム仕上げのゴールド製です。それに合わせてゴールド製の針もロディウムカラーで仕上げられています。ダイヤルに設けられた窓からは、二つのダイヤモンド受け石の間に取り付けられたワンミニッツトゥールビヨンが覗きます。ツヤ消し仕上げをしたトゥールビヨン受けの上側には、仕上げ加工の中でも最も難易度が高いとされるブラックポリッシュ仕上げが施されています。

 寸法29.5×39.2mmのプラチナ製のレクタンギュラーケースは、世界初の技術であるストップセコンドを搭載したトゥールビヨンの、新しい限定モデルにふさわしいフレームと言えるでしょう。プラチナ製フォールディングバックルに組み合わせられたブラックのレザーベルトには、コントラストカラーのグレーのステッチが入っています。


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