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ルーヴル美術館のオークション "BID FOR THE LOUVRE" に出品されるヴァシュロン・コンスタンタンの特注ユニークピース

ルーヴル美術館とパートナーシップを結ぶヴァシュロン・コンスタンタンは、同社の特注品部門「レ・キャビノティエ」の時計を "Bid For the Louvre" のオークションに出品している。オークションは、ルーヴル美術館とクリスティーズがドゥルオーの協力のもとに12月1日から15日にオンラインで開催中だ。この売り上げは、ルーヴル美術館連帯プロジェクトに全額寄付される。アートとクラフトマンシップが交わるワンオフモデルはオークションに参加しなくとも一見の価値がある。



ルーヴル美術館に保管されているジャック=ルイ・ダヴィッドの作品「パリスとヘレネの恋」を再現したミニアチュール・エナメル
この特別な時計の落札者は、パーソナライズの機会を得ることができ、ヴァシュロン・コンスタンタンとルーヴル美術館のエキスパートや熟達のクラフトマンとともに、その製作過程にすべて参加することができる。ルーヴル美術館の芸術作品を再現することになるダイヤルに加え、プラチナやピンクゴールド、ホワイトゴールドなどからケース素材を選択でき、オフィサータイプのケースバックに彫金を施すことも可能だ。またストラップについても、素材や色などに多くの選択肢が用意されている。時計を駆動するムーブメントは、ジュネーブシールを取得したヴァシュロン・コンスタンタンの自社製キャリバー2460 SCである。



落札者は、ルーヴル美術館の館内を最良のエキスパートによるプライベートツアーのもとで、美術館が所蔵する絵画もしくは彫刻の中から時計のダイヤルにエナメルで再現する傑作を選べる。ヴァシュロン・コンスタンタンの熟達のエナメル職人は、選ばれた作品や顧客の好みに合わせてミニアチュール・エナメルもしくはグリザイユ・エナメル技法を用いて文字盤に傑作絵画や彫刻を写し取るのだ。
レ·キャビノティエ "Bid For the Louvre" オークション
自動巻き(Cal.2460 SC)。27石。28,800振動/時。パワーリザーブ約40時間。ケース(直径40mm、厚さ9.42mm)はPtまたは18KPGまたは18KWGから選べる。オフィサースタイルのヒンジ付きケースバック(顧客の要望により彫金装飾が可能)もしくはサファイアクリスタルのシースルーケースバック。選ばれた芸術作品に応じてミニアチュールエナメルまたはグリザイユエナメルを選べる。針も18KPGまたは18KWGから選べる。



エドガー・ドガの作品「ダンス教室」を再解釈したダンスアートへのオマージュ、グリザイユ・エナメルダイヤル

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